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豊胸手術なら南クリニック > 幹細胞抽出法

南クリニックの幹細胞抽出法

脂肪吸引で取りだした脂肪は、 Tumescent液(血管収縮剤+麻酔薬+生理食塩水)と、少量の血液が混ざっています。
さらに詳しく言うと、これらに加えて脂肪吸引の手術造作によって壊された脂肪細胞と、そこから放出された中性脂肪が少量混ざっています。
このまま混ざった状態だと、脂肪細胞(正確には脂肪組織)のみを取り出すことができません。しかし、これらは脂肪細胞とは比重が異なるため、遠心分離器にかけるとそれぞれの成分が層状に分離します。層状に分離したものから脂肪の層だけを取り出すことで、ほぼ100%の脂肪組織が得られるのです。つまり、脂肪組織が濃縮されている状態です。

最近の言葉で、「コンデンスファット(濃縮脂肪)」というものがありますが、それはこのように遠心分離を行って取りだした、濃縮された脂肪のことです。それをそのままバストに注射した場合、従来の脂肪注入に比べてある程度の生着率の向上は得られますが、 幹細胞を混合する方法からすると、比べようもなく微々たるものです。
コンデンスファットとは、幹細胞脂肪注入ではあくまでも中間産物にすぎないのです。

コンデンスファットを、注入用の脂肪と幹細胞を取り出すための脂肪に分けた後、この幹細胞を取り出す脂肪に薬品を添加します。そして、やさしく撹拌しながら、30分から60分、約38度に保ちます。撹拌するのは、薬品が脂肪と常にまんべんなく混ざるようにするためです。
脂肪は薬品よりも軽いので、撹拌しないと薬品と脂肪が分離してしまいます。38度に保温するのは、細胞を変質させずに薬品との反応が最もスムースに進行する温度だからです。

その後、再び遠心分離します。そうすると、下から、幹細胞の層・薬液の層・脂肪の層の3層に分離します。
それらのうち、一番下の幹細胞の層を取り出し、その他の層は廃棄します。幹細胞の層には生理食塩水を加えて撹拌し、再び遠心分離して、一番下になっている幹細胞の層以外を廃棄します。これを数回繰り返し、幹細胞に付着している薬液をしっかりと洗い落とします。こうして、脂肪組織から幹細胞が取り出せるのです。

熟練のドクターによって抽出する、高活性幹細胞

幹細胞を抽出する際、機械を使用するクリニックもありますが、当院ではドクターによる手作業にこだわります。
確かに機械抽出の場合、ある程度以上の質の幹細胞をコンスタントに抽出することはできます。
ただし、より質の高い幹細胞を取り出すには、機械抽出では限界があります。
熟練された技術による手作業でこそ、質の高い幹細胞抽出が可能になるのです。

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